◎PC_Audio専用PCを製作しました

   ○今まではノートPCでWin_XP・Linux(Ubuntu)での再生でしたが、より良い音の方向に成る様に専用PCを製作しました。

   ○音楽再生用にするには静なのが第一条件に成りますので、HDD・電源ファーン・CPUファーン・マザーボードのファーンと
    PCには色々と音の出す部分が沢山有ります。
     HDDはメモリータイプのSSDに、電源は超静音タイプを選択、CPUファーンも静音タイプでヒートシンクも巨大でファーン
    の大径の物が付いていて、ボリュームによりファーンの回転数の変更が可能です。(通常はファーンは回転しません)
    マザーボードのチップセットのファーンも通常は回転数が高いので音が大きいタイプが付いています、このファーンを
    取り外して若干大きい目のタイプで回転数の低いタイプに交換しました。
    上記の事を行った結果、PCは本当に無音に近い結果が得られました。(リスニングポイントでは無音です)

   ○OSは一応Windows_XP_PROとLinux(Ubuntu)の両方をインストールしてマルチブート出来る様にしています。

   ○USBポートを使って音楽を再生するに当たって今回は非常に勉強に成りました、USBのチップセットのメーカーにより
    USB_Audioが不安定に成ると言う事が分かりました、hiFaceでもそうですが私が使ったAMDのチップセットでは正常な認識
    が出来ませんでした、最近お気に入りでDDCを XMOS USB HS Audio 2.0 Development Kit を使っているのですがhiFaceで
    正常動作したUSBポートがXMOSでは動作しないなど様々な事が発生しました。
    オンボードのUSBポートは使い物に成らないのでPCIバスに挿すUSBボードを数枚買う事に成りました。(苦笑)
    面白いのはWindowsでは正常に認識していても、Ubuntuでは認識しないと言う症状です、XMOSはUSB Audio Class 2.0 で
    の対応なのでWin_XPでは現在未対応なのでドライバーを必要とします、XMOSからダウンしたドライバーが良くできている
    ので正常認識するのでしょうね、Linuxは最近のカーネルではUSB Audio Class 2.0 が対応に成っているのでドライバー
    が必要無いのですが、逆にUSBのチップセットがフル対応していない事があざに成っている気がします。

   ○今回のPC製作と XMOS USB HS Audio 2.0 Development Kit が手に入った事でLinux(Ubuntu)で192KHz・24Bitのソースを
    やっと再生可能な環境が調いました。
    音質は以前からLinuxでの音はWinとはひと味違うと思っていましたが、再生可能に成ってハッキリ言って今までのPCから
    の再生音とは全く違います。(良いです)
	ドライバーが不要なのでMacの新しいヴァージョンは標準で USB Audio Class 2.0 対応していると言うことでしたので
	息子のMacで試して見ましたら難なく音が出ました、Winはマルチメディア関係が遅れていると言われるのがここらに有る
	のでしょうね、Win7でも現在は USB Audio Class 2.0 は未対応、サービスパック1が出ますが対応しているのでしょう
	ね? USB Audio Class 2.0 が対応していればドライバーが不要なのでOSが変わろうが、ヴァージョンが変わろうが音
	が出ます、この辺が今後使って行く上で有り難い所です、メーカーがドライバーの開発をしてくれなかったら使えない
	と言う状況では無いのが良いですね。

   ○XMOSが来てからはWinはほぼ起動しなくなり、UbuntuでXMOSをDDCにして音楽を聴くのが通常に成ってしましました。

   ※私の様にUSBの問題を抱えている人も居るかも知れないのでWin・Linuxの両方安定して使えているPCIバス接続のUSB
    カードの型番を書いておきます。(玄人志向と言うメーカーで型番はUSB2.0ON-LPです)
    AMDのCPUを使っている人で難儀している人が居る様でしたら一度試すのも手だと思います。(私はこのカードに当たる
    までのUSBカードだけで数枚購入しました(苦笑))




下の画像はLinux(Ubuntu)のデスクトップの画像です、再生ソフトはフリーソフトのAUDACIOUSを使っています。



下の画像はAUDACIOUSの設定画面です。




下の画像はUbuntuのシステムモニタのプロセスでAUDACIOUS優先順位を上げている様子です。



私のPCシステムモニタです、CPUがAMDのマルチコアーのX6ですのでCPU負荷グラフは6個出ています。



下の画像はPC内部の巨大なCPUのヒートシンクです。




                       下の画像はXMOS USB HS Audio 2.0 Development Kit です、Kitと言うだけ有ってケースは無く基盤での販売です。
                       購入時はS/PDIF OUT は Optical ですが、私のはCoaxial OUT を追加して DAC と接続は Coaxial で繋いでいます。

                       現在の構成は XMOS → SV-192S → SV-722(M7) → アンプ → スピーカーと繋がっています、SV-192S には MUTEC
                       の MC-3 を繋いでマスタークロックを送っています。
                       XMOS のファームウェアーのVer は 3.02 を入れて使っています。

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